賞金ランクトップの小祝さくら 芝目の強いグリーン対策でパターのシャフトをチェンジ


練習ラウンドの18番でティーショットを放ち笑顔の小祝さくら(カメラ・今西 淳)  

練習ラウンドの18番でティーショットを放ち笑顔の小祝さくら(カメラ・今西 淳)  

 女子プロゴルフツアーのフジサンケイレディスは23日から3日間、静岡・川奈ホテルGC富士C(6439ヤード、パー71)で行われる。出場選手は22日、練習ラウンドを行い、海を臨む名門コースをチェックした。今季3勝で賞金ランクトップの小祝さくら(23)=ニトリ=、今季最多の4勝で賞金ランク4位の稲見萌寧(21)=都築電気=、先週のKKT杯バンテリンレディスでツアー初優勝を飾ったルーキーの山下美夢有(19)=加賀電子=が同組で回る。小祝は「稲見さんは勢いがあるし、山下さんは本当にうまい。2人についていきたいですね」と普段通り、落ち着いた雰囲気で話した。

 優勝したダイキンオーキッドレディスが開催された沖縄・琉球GCと同じく、今大会が行われる川奈ホテルGCも高麗グリーン。「高麗グリーンでも全く違います。(川奈ホテルGCの方が)芝目がきついです。今週はパターのシャフトを硬いものにかえました。強めに当たります」と独特のグリーンへの対応策の一端を明かした。

 小祝は今年2勝を挙げており、先々週、先週と連続で2位。抜群の安定感を誇る。「あまり、調子が良くない中、スコアをまとめることができています」と自信をのぞかせた。

 今大会は一日の上限を1000人とした有観客で開催される。今年8試合目で有観客としては3試合。入り口での検温、マスク着用、コース内の通路を広く確保するローピングなど感染防止対策を実施する。

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