渋野日向子「スタートダッシュをしたいけど、一打一打考えて無駄のないゴルフを」


 米女子プロゴルフツアーのHSBC女子チャンピオンズは29日から4日間、シンガポール・セントーサGC(6718ヤード、パー72)で行われる。開幕前日の28日、渋野日向子(22)=サントリー=がオンラインの公式会見に登場した。

 渋野はANAインスピレーション(カリフォルニア州、予選落ち)、ロッテ選手権(ハワイ、33位)に続く今年3試合目の米ツアー出場。「移動は半分以上寝てるか、食べてるか、映画みて泣いてるか。全然大丈夫でした。今もホテルとゴルフ場のみ(での行動)。(制限は)昨年、英国で2週間ほど経験しているのでとくに苦ではない」と話した。

 シンガポールは初めてで「暑い。日本に気候が似てると思うけど、蒸し暑さが違うので今年で一番汗かいている。汗が垂れる垂れる、本当に」と印象を語った。

 試合に向けては「今の自分のやりたいゴルフ、やることができればいいスコアだったり、いい内容のゴルフができる。(ハワイ前後での練習期間は)スイングを固めること、100ヤード以内の精度を高めることを重点的にやった。ハワイの試合を振り返ると、100ヤード以内の精度は少しずつ高まってきている実感はある。今週もできたらいい。コースが変わり難しさも増してくるので、全体的な安定感が大事になる。予選落ちがないので、初日からスタートダッシュをしたいなと思うけど、そこまで焦らず一打一打考えながら、無駄のないゴルフをしたい」と力を込めた。

 大会は2年ぶりの開催。日本勢は渋野、畑岡奈紗(22)=アビームコンサルティング=が出場する。

最新のカテゴリー記事