上田桃子 プレーオフの“桃子対決”を制して2年ぶり通算16勝目 同じ熊本出身・大里桃子は惜敗


プレーオフを制し優勝した上田桃子

プレーオフを制し優勝した上田桃子

◆女子プロゴルフツアー パナソニック・オープン 最終日(2日、千葉・浜野GC=6638ヤード、パー72)

 通算5アンダーで並んだ34歳・上田桃子、22歳・大里桃子の、ともに熊本出身の「桃子」によるプレーオフは、先輩の上田が2ホール目で制した。2019年ヨネックスレディス以来の通算16勝目を飾った。

 強風の中、最終ラウンドが行われ、2位から出た上田はバーディーなし、1ボギーの73で回った。パー3の9番ホールで行われたプレーオフでは、1ホール目は両者パー。2ホール目で第1打をグリーン右のバンカーに入れてボギーとした大里に対し、上田がパーとし勝負を決めた。プレーオフは自身11度目で5度目の勝利となった。

 大里は2位から出て2バーディー、3ボギーの73で5アンダーも、通算2勝目を逃し2位。

 柏原明日架、山下美夢有、穴井詩、セキ・ユウティン(中国)、稲見萌寧、アマチュアの岩井明愛、原英莉花の7人が4アンダーの3位となった。

 首位から出た古江彩佳は77で、西村優菜と並び3アンダー10位に終わった。

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