臼井麗香はトップに3打及ばずも自己最高の2位「最高順位を更新できてうれしい」


17番、バーディーパットが外れ悔しがる臼井麗香

17番、バーディーパットが外れ悔しがる臼井麗香

◆日本女子プロゴルフツアー メジャー第4戦 ワールドレディスサロンパスカップ 最終日(9日、茨城・茨城GC東C=6630ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 首位と4打差の5位で出たツアー未勝利の臼井麗香(22)=ディライトワークス=は、4バーディー、1ボギーの69で回り、通算11アンダーで2位となった。

 首位の西村優菜(20)=スターツ=には3打及ばなかったが、ツアー自己最高の2位。19年、センチュリー21レディスでの4位を上回り「優勝を目指してやってきたので悔しい思いはあるんですけど、今日のコンディションで3アンダーで上がれたのはうれしい。(自己)最高順位を更新できたのがうれしいです」と笑顔で振り返った。

 505ヤードの1番パー5では、2オンに成功。約10メートルのイーグルパットは惜しくも決まらなかったが、バーディー発進した。後半も11、15番のバーディーで首位を猛追したが、あと少し及ばなかった。メジャー大会の4日間を振り返り「(課題より)収穫の方が多かった。今取り組んでいるスイングがいい方向に行っていると分かった」と手応えを口にした。

 ツアー初勝利、98年度生まれの「黄金世代」の世代10人目の勝利はつかめなかったが、気持ちは切り替わっている。「来週以降も一番の目標は初優勝。それに向けてコツコツ頑張りたい」と前を向いた。

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