女子プロゴルフツアーのリゾートトラストレディスは27日から4日間、愛知・セントクリークGC(6605ヤード、パー72)で無観客で行われる。25日に44歳の誕生日を迎えたベテランの大山志保は、左鎖骨周辺の痛みなどで昨年11月の大王製紙エリエールレディスを最後に戦線離脱していたが、今大会で約半年ぶりに復帰。26日、ツアー復帰への思いを涙ながらに語った。
ツアー通算18勝。2006年には賞金女王に輝いた大山が約半年ぶりにツアーに戻ってきた。「一時はお茶わんを持つにも痛かった。たくさんの方々に支えられて戻ってこられました…」。大山は苦しかった日々を振り返った時、思わず涙した。
「毎週、早く試合に出たいと思っていました。今まで気持ちだけで突っ走ってきました。私には気持ちしかない」。ガッツあふれるプレーが持ち味の大山は、復帰にかける熱い気持ちを明かした。