畑岡奈紗が白星発進…新規大会のバンクオブホープ・マッチプレー初日


◆米女子プロゴルフツアー バンクオブホープ・マッチプレー 第1日(26日、米ネバタ州シャドークリーク=6804ヤード、パー72)

 ツアーで唯一のマッチプレーで争う新規大会が開幕した。1次リーグ第1戦が行われ、10組の畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は閻菁(中国)を3アンド1(1ホールを残し、3アップ)で下し、白星発進した。3組の上原彩子(モスバーガー)は世界ランク3位のキム・セヨン(韓国)と引き分けだった。

 個人戦でプロ初のマッチプレーに挑んだ畑岡は、1番と2番で相手に2アップのリードを許したが、中盤で巻き返した。7番で初バーディーを奪うと、パー3の8番で約3メートルのパットで下りのスライスラインを読み切り連続。9番は第2打をピン右奥約3メートルにつけてバーディーとし、2アップで折り返した。10番、11番は相手がミスで連続ボギーとし、3アップリードに広げた。2アップリードで迎えた17番で相手が第1打を池に入れて勝負がついた。

 ホールアウト後のインタビューでは「スタートの時はミスでズルズル行ってしまいそうになったけど、中盤はバーディーを連続で取れたし、うまく盛り返せた。今日は微妙な距離のパットが入ってくれたのが良かった」と振り返った。課題のショットに関しては「いいショットも何球かはあったけど、最後の方は左右にミスすることが多くて、ミスの印象の方が大きいですね。テイクバックがスムーズに上がると、その後も気持ち良く振れるので、スムーズに上げられるようにしたい」と修正点を口にした。

 今大会は出場64選手が4人1組の16グループに分かれ、総当たり戦の1次リーグを行う。各組1位が決勝トーナメントに進出する。

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