◆女子プロゴルフツアー ヨネックスレディス 第1日(4日、新潟・ヨネックスCC=6435ヤード、パー72)
ツアー通算5勝の笠りつ子が6バーディー、ボギーなしの66で回り、首位スタートを切った。雨と風が強い中、好プレーを見せた33歳は「力まずに、うまくかみ合いました」と納得の表情で話した。
笠は通算5勝の実績を持つが、2016年のニトリレディスを最後に栄冠から遠ざかっている。その間、19年のマスターズGCレディースでは舌禍事件を起こした。5年ぶりの優勝へ絶好のスタートを切ったが「そこは気にせずに、1試合ずつ全力で、自分と向き合って戦っていきたい。自分の心と戦って、自分に勝ちたい」と強調した。
2打差の2位に地元・新潟出身の高橋彩華、先週のリゾートトラストレディス第2ラウンド(28日)でツアー史上初の同一ラウンド2度のホールインワンを達成しながらも予選落ちを喫した山路晶ら4人が続く。
先週のリゾートトラストレディス最終日で首位から出ながら79と崩れ、15位に終わった工藤遥加は、雪辱に向けて、4打差8位とまずまずのスタートを切った。