賞金総額が同週開催の女子ツアーの６分の１のダンロップ・スリクソン福島オープン 男子選手の奮闘が期待される
◆男子プロゴルフツアー ダンロップ・スリクソン福島オープン第１日（２４日、福島・グランディ那須白河ＧＣ＝６９６１ヤード、パー７２）
出場１４２選手が午前組、午後組に分かれてプレー。午前組の全選手がホールアウトし、白佳和（和光金属工業）が９バーディー、ボギーなしの６３で回り、首位に立った。２打差の２位にタイのダンタイ・ブーマ（ＳＩＮＧＨＡ）が続く。
３週前の日本ゴルフツアー選手権森ビルカップで念願のツアー初優勝を飾った木下稜介（ハートランド）、５月のジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品でツアー初のセルフプレー優勝を果たした片岡尚之（フリー）らは午後組でプレー中。
賞金ランクトップで東京五輪代表の星野陸也、賞金ランク３位の金谷拓実、賞金ランク９位の石川遼の注目選手は海外遠征の影響などで出場していない。
今大会の賞金総額は現在の男子ツアー最低額の５０００万円（優勝は１０００万円）。一方、同週開催の女子ツアーのアース・モンダミンカップはツアー史上最高の賞金総額３億円（優勝は５４００万円）。しかも、女子は海外メジャーの全米女子プロ選手権の結果と合わせて今週の大会で東京五輪代表が決まる注目の一戦。賞金総額は女子の６分の１…。現状、注目度でも圧倒されているが、どこまで盛り上がるか。上限１０００人の有観客で行われている中、ゴルフファンを魅了する男子選手の熱いプレーが期待される。