終盤巻き返し、70の畑岡奈紗「アンダーに戻せて良かった」


◆東京五輪 女子ゴルフ 第1日(4日、埼玉・霞ケ関CC=6648ヤード、パー71)

 米ツアー4勝の畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの70で回り、首位と4打差の1アンダーの暫定13位となっている。

 1番でティーショットを左に曲げてボギーとしたが、6番で8メートルのバーディー。8番パー5では1メートルを沈め、バーディー。後半の10番で3パットのボギーを喫し、12番で第1打を右ラフに入れ、3オン3パットのダブルボギーで一時は2オーバーに後退した。

 14番でバンカーから2メートルのチャンスにつけると、15番で4メートル、16番で6メートルを沈め、3連続バーディーで一気に1アンダーとした。

 稲見萌寧(都築電気)は3バーディー、2ボギーで1アンダー、70で暫定13位。笹生優花(フィリピン)は2バーディー、5ボギーの3オーバー、74で暫定50位と出遅れた。

 サグストロム(スウェーデン)が13番終了で5アンダーとして暫定首位に立っている。

 60人が4日間72ホールを争い、予選落ちはない。

 畑岡奈紗「最後(18番)決めて終わりたかったけど、2オーバーまで行っていたので、アンダーに戻せて終われて良かった。朝からティーショットがなかなかフェアウェーに運べず、チャンスよりピンチの方が多かったので、とにかく我慢してやっていた。今日の残り4ホールくらいで、ショットの感覚もだいぶよかったので、それをあと3日間できれば、もっとチャンスにつけられると思う。暑さも厳しくなっているけど、しっかり頑張りたい」

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