ビンセントが最終日逆転で2勝目 大槻智春が3打差の2位…ANAオープン最終日終了


妻・ケルシーさん(左)をキャディーに起用してラウンドするビンセント

妻・ケルシーさん(左)をキャディーに起用してラウンドするビンセント

◆男子プロゴルフツアー ▽ANAオープン 最終日(19日、北海道・札幌GC輪厚C=7063ヤード、パー72)

 風の強い秋晴れの下、無観客の中、全競技が終了した。東京五輪代表でツアー1勝のスコット・ビンセント(ジンバブエ)が3打差3位で出て、ショットが好調で1イーグル、6バーディー、2ボギーの66をマーク。通算18アンダーで、8月のSansan・KBCオーガスタ以来となるツアー通算2勝目を挙げた。

 ツアー1勝の大槻智春が3打差の2位。賞金ランク2位の木下稜介、ツアー1勝の堀川未来夢は14アンダーの3位となった。池村寛世、2008年大会王者の矢野東は13アンダーの5位。東京五輪代表で賞金ランク1位の星野陸也、香妻陣一朗、ジェイ・チョイ(米国)、張棟圭(韓国)は12アンダーの7位に入った。

 地元・北海道出身の植竹勇太は10アンダーの13位。2015年大会覇者でANA契約のホストプロ・石川遼、時松隆光選手会長、賞金ランク3位の金谷拓実は9アンダーの16位で終えた。18年&19年賞金王の今平周吾、栃木・佐野日大高ゴルフ部監督の阿部裕樹、地元・北海道出身の片岡尚之は7アンダーの25位となった。1997年大会覇者の横田真一は5アンダーの38位。19年大会王者の浅地洋佑は、2オーバーの59位となった。

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