米ツアー最終予選会に挑む古江彩佳「少しでも若い方がいい」


プロアマ大会で笑顔を見せる古江彩佳 

プロアマ大会で笑顔を見せる古江彩佳 

◆女子プロゴルフツアー NOBUTA GROUP マスターズGCレディース プロアマ(20日、兵庫・マスターズGC=6571ヤード、パー72)

 前週優勝の古江彩佳(富士通)が20日、プロアマ戦を終えて公式会見に臨んだ。

 来季の米ツアー参戦をかけて、12月から米国で行われる最終予選会(QT)にエントリー。8月上旬時点の世界ランクは26位で、同75位以内に与えられる資格により10月の2次予選を経ず、最終QTからの出場が可能だった。「ファイナルQTにいける資格があったので、それが今しかないことかもしれないと思った。少しでも若い方がいいんじゃないかというイメージで挑戦できたらなと思って」と決断に至った理由を明かした。

 全米女子オープンを制した笹生優花(ICTSI)に海外挑戦の誘いを受け、古江も出場したエビアン選手権でメジャー初Vのミンジー・リー(オーストラリア)にも「おいでよ」と声を掛けられた。母も李知姫(韓国)から話を聞く機会があったといい「『若いときにいった方がいいよ』と言ってくれていたみたい」という助言にも後押しされた。

 今後は11月に行われる国内メジャー、JLPGAツアー選手権リコー杯まで出場してから渡米する予定だという。QTに合格しても「日本でもやっていきたい。(フル参戦は)今のところ考えていないです」と構想を明かした。7月のエビアン選手権で4位、8月のAIG全英女子オープンは20位の成績を残した21歳が、再び海を渡って挑戦する。

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