松山英樹が1打差2位でホールアウト 大会自己最少64をマーク!…ZOZOチャンピオンシップ初日


2番、ティーショットを放つ松山英樹(カメラ・山崎 賢人)

2番、ティーショットを放つ松山英樹(カメラ・山崎 賢人)

◆米男子プロゴルフツアー ZOZOチャンピオンシップ 第1日(21日、千葉・アコーディア習志野CC=7041ヤード、パー70)

 秋晴れの下、2年ぶりに日本開催の米ツアーが開幕。松山英樹(LEXUS)は6バーディー、ボギーなしの6アンダー、64をマークし、首位と1打差の2位でホールアウトした。

 ここまで米男子ツアー日本男子歴代最多6勝で、4月のマスターズでメジャー初優勝を果たした松山。日本男子初のメジャー王者は、初日から千両役者ぶりを発揮した。上限5000人の有観客での開催。1番ティーグラウンドで松山の名前がコールされると、この日一番大きな拍手がわき起こった。東京五輪金メダリストで、マスターズでも優勝争いを演じた宿敵ザンダー・シャウフェレ(米国)と藩政琮(台湾)と同じ大会最注目組でのラウンド。日本のエースは地元の声援にも押され、前半からマスターズでも優勝を争ったシャウフェレと、激しい伸ばし合いを演じた。

 1番で、得意のアイアンでの第2打を左下2Mにつけてバーディー発進。大勢のギャラリーからの喝采を浴びて、松山は右手を挙げて応えた。3番パー3は、アイアンでの第1打をピン右4Mにつけて伸ばした。6番パー5はドライバーでフェアウェーをとらえると、ピン左下4Mへ2オンに成功。イーグル逃しのバーディーで、シャウフェレと同じ3アンダーの首位に一時は並んで見せた。

 後半に入ってもショットの安定感が光った。13番パー3で、アイアンでの第1打をピン左6Mにつけて伸ばした。14番パー5は、3Mのフックラインを読み切ってバーディーパットを沈めた。17番は、フェアウェーからのアイアンでの第2打がピンに当たって手前1Mについてのバーディーで再び首位に並んだ。

 日本ツアー通算3勝の岩田寛が、7アンダーの単独首位となっている。ホアキン・ニーマン(チリ)が松山とともに、6アンダーの2位に並んでいる。

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