高久みなみが単独首位 女子アマV・尾関彩美悠が1差2位 高木優奈は11位浮上…最終プロテスト第3日


10番、ティーショットを放つ高久みなみ

10番、ティーショットを放つ高久みなみ

◆女子ゴルフ ▽最終プロテスト第3日(4日、京都・城陽CC=6400ヤード、パー72、参加112人)

 第3ラウンドが行われ、通算15オーバータイまでの計85人が5日の最終ラウンドに進んだ。

 20歳の高久みなみが2バーディー、2ボギーの72で回り、通算7アンダーで単独首位をキープした。「目標がアンダーパーで回ることだったので今日は悔しかったです。ショットを修正して明日こそアンダーパーで回って、トップ通過を目指して頑張ります」と語った。

 6月の日本女子アマ選手権を制した尾関彩美悠(あみゆ)が1打差2位でスタートし、3バーディー、3ボギーの72で回り、6アンダーとし、1打差2位で続いた。1アンダーの6打差3位に藤田かれん、竹田麗央、永嶋花音、天本遥香、泉田琴菜の5人が並んだ。

 10月のツアー・スタンレーレディスで渋野日向子に惜敗した佐藤心結(みゆ)は6打差8位で出て、73と粘りイーブンパーで7打差8位。同週のツアー・TOTOジャパンクラシックを欠場し、4度目の挑戦となった“黄金世代”の高木優奈は8打差19位から出て、73で回り2オーバーで11位に浮上。4月のオーガスタ・ナショナル女子アマ選手権を制した梶谷翼は82位からスタートし、74で12オーバーの66位となった。

 ◆最終プロテスト 4日間、72ホールのストロークプレーで行われる。54ホール終了時点で80位タイまで、または20位に8打差の選手のうち、いずれか多い方が最終ラウンドに進出。20位タイまでが合格となり、入会日は2022年1月1日。合格者の第1位の1名には来季のツアー出場権を懸けた最終予選会(30日~12月3日、静岡・葛城GC宇刈C)の出場権を付与する。

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