◆男子プロゴルフツアー ダンロップフェニックス プロアマ日(17日、宮崎・フェニックスCC=7042ヤード、パー71)
大会主催者の住友ゴム工業と用具契約するホストプロで、賞金ランク3位の星野陸也(興和)がプロアマ戦などで最終調整した。その後、大会公式会見に出席して、今季目標の初の賞金王に向けて、2014年の松山英樹以来となる日本人2人目、今大会のホストプロ優勝を目指すことを宣言した。
18年4位、昨年8位と好相性コースだ。「ラフがそこまで長くないので結構、ティーショットで攻めていってもいいのかなと思います。パー5はしっかりフェアウェーをとらえたいなと思っています」と今年のコースの印象を口にした。
大会初日は「医療従事者へ感謝day」として、新型コロナの医療従事者への感謝の気持ちを表して来場する選手、大会関係者、ギャラリーが一体となって「青色」で会場内を染める企画を行う。ギャラリーには青い大会キャップを配布し、大会関係者には青いマスクとステッカーを配布するという。
大会主催者とウェア契約を結ぶ選手は、同じ青いウェアに身を包む予定で「医療従事者の皆さんに感謝の気持ちを持ってプレーしたい。こういう大変な状況の中で大会を開いていただき、プレーできることに感謝しながらホストプロとしても、優勝したいなと思います」と星野は力を込めた。
18日の第1ラウンドは、昨年大会王者で賞金ランク1位の金谷拓実(Yogibo)、賞金ランク5位の稲森佑貴(国際スポーツ振興協会)と同じ注目組。午前9時5分に10番からスタートする。
賞金総額1億5000万円(優勝賞金3000万円)で18日から4日間、84選手が参加して感染症対策のため、一日上限5000人で2年ぶりの有観客で開催される。