今季国内最後の渋野日向子 23歳の1年へ「22歳でつくり上げたものをもっと積み重ねたい」


渋野日向子

渋野日向子

◆女子プロゴルフツアー 大王製紙エリエールレディス プロアマ(17日、愛媛・エリエールGC松山=6545ヤード、パー71)

 2019年大会覇者の渋野日向子(サントリー)は、来季の米ツアー出場権をかけた12月の最終予選会(2~5日・9~12日、米アラバマ州)出場のため、今大会が今季国内ラストとなる。

 プロアマ後、「有観客ですし、地元(岡山)にも近い方なので、いいゴルフができるように頑張りたい」と意気込んだ。前週の伊藤園レディスは6オーバー67位で1打及ばず予選落ち。前週大会後には、地元に帰省したことを明かし「お母さんに見守ってもらいながら練習していました。ジュニアの頃(の気持ち)を思い出した」と語った。

 15日には23歳の誕生日を迎えた。「22歳(の1年間)も変化することに対して恐れずにやってきたつもり。23歳も、22歳でつくり上げたものをもっといろいろ積み重ねていきたい」と抱負。また、「23歳でやりきりたいわけじゃないけど」としながら「世界遺産巡りをやってみたい」と願望を明かした。

 9月に国内ツアー復帰後は10週連続で試合に出場し、2勝を含むトップ10が7回(予選落ちは2回)だった。「今考えても思った以上の結果を出せている。2勝できたのは自分でもびっくり。その中で予選落ちもして、悔しい結果も残している。全然ダメだと思うショットもたくさんあったので、悔しい気持ちの方が多かったりする」と話した。

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