原英莉花が単独首位浮上で通算4勝目に王手 稲見萌寧は25位へ後退


原英莉花

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◆女子プロゴルフツアー 大王製紙エリエールレディス 第3日(20日、愛媛・エリエールGC松山=6545ヤード、パー71)

 第3ラウンドが行われ、全組がホールアウトした。3打差3位から出たツアー通算3勝の原英莉花が通算14アンダーで単独トップに浮上した。7バーディー、2ボギーの66をマークし、前回優勝した昨年11月のメジャー、JLPGAツアー選手権リコー杯以来、約1年ぶりに首位に立って最終日を迎える。

 賞金ランク54位でツアー通算2勝の柏原明日架と、初優勝を狙う三ケ島かなが12アンダーとして2打差の2位につけた。渡辺彩香が11アンダーで3打差の4位。西郷真央と福田真未が10アンダーの5位で続いた。

 昨年大会覇者で、賞金ランク2位の古江彩佳は66をマークし、7アンダーで38位から12位へ一気に順位を押し上げた。約1697万円差で賞金ランク1位の稲見萌寧を懸命に追いかける。

 7打差17位から出た渋野日向子は70とスコアを伸ばしきれず、6アンダーで8打差の19位にとどまった。12月から来季の米女子ツアーの最終予選会(米国)に参加するため、今大会が今季国内ツアーでの出場最終戦となる。

 同じく17位スタートの稲見は71とスコアを伸ばせず、5アンダーで9打差25位に後退した。

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