８番、ティーショットを放つ中島啓太
◆男子プロゴルフツアー カシオワールドオープン 第３日（２７日、高知・Ｋｏｃｈｉ黒潮ＣＣ＝７３３５ヤード、パー７２）
９月にツアー史上５人目のアマチュア優勝を果たした中島啓太（２１）＝日体大３年＝が、３７位で出て強風の難条件下で１イーグル、３バーディー、ボギーなしのこの日ベストスコア６７をマーク。首位と５打差の通算９アンダーの７位へと急浮上し、最終日逆転で国内男女通じて初のアマ２勝目に挑む。堀川未来夢（２８）＝Ｗａｖｅ Ｅｎｅｒｇｙ＝が１４アンダーの単独首位で、１９年６月以来の２勝目に王手をかけた。
世界アマランク１位が存在感を見せつけた。１０番からの第１組で出ると、グリーン手前１５ヤードからの３打目を放り込んでイーグル発進。パーオン率は全体２位８８・８９％を記録し「ボギーを打たなかった要因」と胸を張った。次週のメジャー、日本シリーズＪＴカップ（１２月２日開幕・東京よみうりＣＣ）にも石川遼、松山英樹に続くアマ３人目の出場予定。「残り２試合なので全部出し切りたい」と頂点だけを目指す。