香妻陣一朗が3年ぶりの首位発進「ショットもパットも安定していました」


11番、第2打を放つ香妻陣一朗。5アンダー1位(カメラ・相川 和寛)

11番、第2打を放つ香妻陣一朗。5アンダー1位(カメラ・相川 和寛)

◆男子プロゴルフツアー 最終戦メジャー 日本シリーズJTカップ 第1日(2日、東京・東京よみうりCC=7023ヤード、パー70、報知新聞社主催)

 ツアー1勝の香妻が18年5月以来の首位発進を決めた。アイアンショットとパットがさえて6バーディー、1ボギーの5アンダー65。パーオン率は83・33%で全体1位を記録した。2番で5メートル、9番で3メートル、12番と15番で1・5メートルにつけて伸ばした。「ショットもパットも良かった。今日は安定していました。とにかくグリーンの傾斜が強いので、奥にいかないようにやりました」と胸を張った。

 16年から師事する森守洋コーチ(44)を初めてキャディーに起用した。「森コーチがこのコースをよく知っている。風の読みがすごく的確で良かったです」と感謝した。昨年大会は初出場で27位。「去年は体が痛くなるくらい寒かった。今年は暖かいのでやりやすいですね」と笑う。優勝者と賞金ランク上位30選手しか出られないエリート大会。「やっぱり毎年出たい試合ですよね。優勝を目指していけたら」と師弟コンビで初メジャー制覇を見据えた。(榎本 友一)

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