宮里優作、2打差2位で大会史上7人目の3勝目はならず「最終組で優勝争いができたのはすごく財産」


通算10アンダー2位に終わった宮里優作

通算10アンダー2位に終わった宮里優作

 ◆男子プロゴルフツアー 最終戦メジャー 日本シリーズJTカップ 最終日(5日、東京・東京よみうりCC=7023ヤード、パー70、報知新聞社主催)

 最終ラウンドが行われ、3差3位で出た宮里優作(フリー)は4バーディー、2ボギーの68で回り、通算10アンダーの2打差2位に終わった。首位で出た43歳の谷原秀人(国際スポーツ振興協会)が3バーディー、2ボギーの69で回り、通算12アンダーで優勝した。

 宮里は前半4、5番の連続ボギーでスコアを落とした。「もう少し、最初いい展開にしたかったですが、僕がゲームを壊してしまった。やはり今日の前半と、昨日の前半のオーバーパーが最後まで響いた感じでしたね。後半、何とかつないでつないでスコアを伸ばしたのでそれはよかった」。12番(パー4)ではチップインバーディーを決めるなど、盛り返した。

 17番(パー5)は5メートルのイーグルパットが惜しくも決まらずバーディーに。難関18番(パー3)では、グリーン右手前からのバーディートライがカップの縁で止まった。「相当うまく打ちましたけど…。勇気を持って本当はピン手前を狙いたいですが、いくしかなかったので」。最後はパーで締め、集まった観衆から盛大な拍手が送られた。

 大会史上7人目の3勝目はお預けとなったが、2013&17年大会王者は「勝負的なところは谷さん(谷原)、さすがだなと感じました。最終組で優勝争いができたのはすごく財産だと思います」と総括した。

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