松山英樹
第７０回日本スポーツ賞の表彰式が１９日、都内で開催され、男子ゴルフで昨年のマスターズを制した松山英樹（ＬＥＸＵＳ）が特別賞を受賞した。松山は米ツアーに転戦中のため、表彰式を欠席し、恩師で東北福祉大ゴルフ部の阿部靖彦監督が代理で賞状とトロフィーを受け取った。
日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）の山下泰裕会長は、松山の受賞にあたって「（昨年のマスターズを制した）日本男子初のメジャー制覇。これは日本ゴルフ界の夢を実現したと、高く評価しました」と説明した。
松山は主催者を通じて「このたび、このような栄えある賞をいただいたことを光栄に思うとともに、私を支えて下さっている関係者の皆様に心より感謝申し上げます。２０２１年はマスターズトーナメントでの優勝、日本国内で開催されたＵＳＰＧＡツアー（ＺＯＺＯチャンピオンシップ）での優勝という結果を残すことができましたが、もっとゴルフがうまくなりたいという気持ちが強くなった１年となりました。（今年は）先週の（ツアー、）ソニーオープンで優勝することができましたが、マスターズトーナメントでの連覇、他のメジャー大会での優勝を目指すとともに、自分の理想とするプレーができるようにもっと精進をしていきたいと思いますので、皆様の変わらぬ応援をいただければ、幸いです」などとコメントした。