昨季賞金女王・稲見萌寧が通算2アンダー、13位浮上で予選突破「修正しながら、楽しく最後まで」


10番、ティーショットを放つ稲見萌寧(カメラ・ 今西  淳)

10番、ティーショットを放つ稲見萌寧(カメラ・ 今西  淳)

◆女子プロゴルフツアー開幕戦 ▽ダイキンオーキッドレディス 第2日(4日、沖縄・琉球GC=6590ヤード、パー72)

 稲見萌寧(Rakuten)が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算2アンダーの13位で予選を突破した。

 第1日は32パットとグリーンに苦戦し、1オーバーの61位。この日は序盤の10、11番でともに1・5メートルを沈めて連続バーディーを奪うなど修正してきた。「昨日よりは修正できたが、まだ全部思った通りには打てていない。少し修正できたくらい」。まだまだ納得はしなかったが、風が強まった後半もイーブンでまとめるなど、随所にらしさを示して順位を上げてきた。

 多忙なオフや腰痛の影響などもあり、開幕前から仕上がりに不安を残し、「体の方は、全くうまくいっていない。なるべく取り戻せるように、これから頑張っていきたい」と現状に厳しい表情も。それでも、まずは決勝ラウンドに進出したことで「開幕戦で予選通過はクリアしたいなと思っていたので、できて良かった。あと2日間、少しずつ修正しながら楽しく最後までプレーして、少しずつスコア伸ばしていければいい」とうなずいた。

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