鈴木愛が新スイングで単独首位発進「ピンを狙うだけではない大人のゴルフも覚えた」


鈴木愛

鈴木愛

◆女子プロゴルフツアー アクサレディス 第1日(25日、宮崎・UMKCC=6546ヤード、パー72)

 2017&19年賞金女王の鈴木愛(27)=セールスフォース=が8バーディー、1ボギーの65で回り、7アンダーで単独首位発進。今季はスイングを変えて臨み、昨年7月の資生堂レディス以来となる通算18勝目に向けて好スタートを切った。14年大会でツアー初優勝した通算4勝の渡辺彩香(28)=大東建託=が66で1打差2位につけた。

 鈴木は好調ショットで多くの好機を作った。後半の10番パー5は2・5メートルに2オンし、楽々バーディー。7番で6メートル、14番で8メートルのバーディーとパットの名手ぶりは健在で、20年11月以来の65だ。昨季(20―21年)は1勝で賞金ランク17位。「ここ2年はバッド(悪い)イメージが強い。17~19年は今の若い子みたいに勢いがあった」と分析しながら「ピンを狙うだけではない大人のゴルフも覚えた」。

 今季は小学5年から11年間指導を受けた南秀樹コーチ(48)との師弟関係を約7年ぶりに復活。開幕では「愛ちゃん、スイング変わったね」と選手から驚かれるほど、左右の体重移動を減らした新打法を体になじませている。(岩原 正幸)

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