◇日本男子プロゴルフツアー 東建ホームメイトカップ 第2日(1日、三重・東建多度CC名古屋C=7062ヤード、パー71)
初日72で1オーバー65位で滑り出した竹安俊也(フリー)が1日、新型コロナウイルスに感染したため、大会を棄権となったことがツアーを統括する日本ゴルフツアー機構(JGTO)から発表された。大会はこのまま行われる。
竹安は3月29日の会場入り前の抗原検査を受検し、陰性が確認された。だが、大会初日の同31日にのどの痛みやせきなど体調不良を感じ、第1ラウンド終了後に会場近隣の病院でPCRを受験。翌4月1日に出た検査結果で陽性判定を受けたため、午前中にJGTOに連絡し、大会を棄権となった。
1日午前11時現在は発熱の症状はないが、喉の痛み、せき、体のけん怠感があるといい、ホテルで隔離している。濃厚接触者の可能性がある竹安の帯同キャディーは症状はなく、ホテルで待機している。
初日に同組で回った中島徹とアマチュアの昌山大暉とその帯同キャディーについては、4月1日から3日の最終日まで来場時に抗原検査を実施する。また、JGTOは会場内のレストラン、ロッカー、トイレなどの施設を消毒し、「感染防止対策を強化し、検温や健康チェックを実施するなど適切に対応してまいります」とコメントした。