渋野日向子は77と崩れて21位に急降下 悪い方のムービングサタデーに…笹生優花が11位に急浮上


◆米女子ゴルフツアーメジャー第1戦 シェブロン選手権第3日(2日、米カリフォルニア州ミッションヒルズCC)

 今季メジャー初戦の予選ラウンドを単独首位で通過した渋野日向子(サントリー)は、2バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの77と崩れて、通算4アンダーで、首位と12打差の21位に後退した。順位が大きく動くことで「ムービングサタデー」と呼ばれる第3日。今年から米ツアーの正会員となった渋野は、2019年全英女子オープンに続く日本人初となるメジャー2勝目に向けて、最高の位置で決勝ラウンドに進んだが、順位を大きく落とし悪い方の「ムービングサタデー」となってしまった。

 オーガスタナショナル女子アマチュア選手権初代女王のジェニファー・カップチョ(米国)が9バーディー、1ボギーの64で回り、通算16アンダーで首位に立った。パティ・タバタナキット(タイ)が6打差の2位に続く。7打差の3位にジェシカ・コルダ(米国)。

 昨年の全米女子オープン覇者の笹生優花(フリー)は7バーディー、1ボギーの66で回り、通算5アンダーとして、67位から11位に急浮上した。今季から主戦場を米国に移した古江彩佳(富士通)は3日連続の71で通算3アンダーで、29位から26位に浮上。畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は71で回り、通算イーブンパーで67位から52位に上がった。

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