石川遼が通算イーブンパーで大会終了 V争い絡めずも今季初予選突破で「メチャクチャ収穫があった」


2番、ティーショットを放つ石川遼

2番、ティーショットを放つ石川遼

◆男子プロゴルフツアー 関西オープン 最終日(17日、兵庫・よみうりCC=7180ヤード、パー71)

 2アンダー16位でスタートした石川遼(カシオ)は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73で回り、通算イーブンパーでホールアウトした。

 今季初戦の東建ホームメイトカップは、通算3オーバーの63位で予選落ち。2戦目の今大会で今季初の予選突破を果たし、4日間を戦い抜いた。優勝争いには絡めなかったが「今週はアイアンが飛びすぎることが何度かあって、縦距離は今後も課題になる。ただ、ものすごく左足上がり(で打つケース)とかがあって、それからグリーンオーバーのケースが3回くらいあった。上半身の力がついてきたのかなと。上半身の使い方を変えてきている中で、つながってきているというか。いいニュースでもある」と収穫を口にした。さらに、今季国内初の有観客開催で「緊張がある中で、自分の体をコントロールするということとも向き合えた。メチャクチャ収穫があって、本当に楽しかったし、ギャラリーの方に感謝したい。いい4日間になった」と笑顔を見せた。

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