◆女子プロゴルフツアー フジサンケイレディス 第2日(23日、静岡・川奈ホテルGC富士C=6447ヤード、パー71)
6位からスタートした21歳の安田祐香(NEC)が6バーディー、1ボギーの66で回り、通算8アンダーとして首位と2打差の3位に浮上。初優勝のチャンスをつかんだ。アマチュア時代の2017~18年にプロツアーでアマ最長タイの10戦連続予選通過するなど、トッププロ級の成績を残していたが、プロ転向した昨季は賞金ランク69位でシード権を逃した。アマ時代の18年7月の大東建託いい部屋ネットレディスでは3位になった実績を持つが、プロでは昨年の今大会などの8位が最高。初優勝に向けて「チャンスがあると思うので自信を持ってプレーしてコースを攻略したい」と前向きに話した。
首位から出た高橋彩華(東芝)が69で回り、通算10アンダーで首位をキープ。大会コース記録タイの63をマークした木下彩(長府製作所)が24位から1打差の2位に急浮上した。2打差の3位に安田、松森彩夏(スターツ)、藤田さいき(チェリーゴルフ)が続く。先週のKKT杯バンテリンレディスで初優勝を飾った植竹希望(サーフビバレッジ)は4打差6位につけている。
◆安田 祐香(やすだ・ゆうか) 2000年12月24日、神戸市生まれ。21歳。小学校3年時に坂田塾に入り、ゴルフを始める。17年日本女子アマで優勝し、アマ日本代表入り。プロツアーでは17~18年にアマ最長タイの10戦連続予選通過。19年に滝川二高を卒業し、同年4月に初開催のオーガスタナショナル女子アマ3位。同年11月にプロテストに一発合格。大手前大に在学中。家族は両親と姉。163センチ、53キロ。