虎党・勝みなみが最下位タイガースへエール「負けが最初に来たと思えば全然大丈夫!」


プロアマ戦で笑顔を見せる勝みなみ(カメラ・今西 淳)

プロアマ戦で笑顔を見せる勝みなみ(カメラ・今西 淳)

◆報知新聞社後援 女子プロゴルフツアー ▽ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ(4日、茨城・茨城GC西C=6680ヤード、パー72)

 昨季の日本女子オープン以来となるメジャー2勝目を狙う、勝みなみ(明治安田生命)がラウンド後に会見を実施。「優勝は優勝で他の大会と同じだけど、メジャー大会というだけあって、景色が全然違って本当にうれしかった。あの景色をもう一回見たい」と目を輝かせた。

 黄金世代を彩る1人の23歳は今季、ここまでの8試合で4位(ダイキンオーキッドレディス)が最高成績。まだ優勝には手が届いていないが「ショットはいいので、パットがかみ合ってくれば上位も狙えるのではと思う。かみ合う日が増えてくれば上位進出も、優勝も狙えてくると思うので、そういう流れを自分で作っていければいい」と焦りはみえなかった。

 会見では大ファンのプロ野球、阪神タイガースについても言及。練習があるため、デーゲームはテレビ観戦などをできないが、ナイター中継は「ずっと見ている」とニッコリ。今月1日の巨人戦まで6連勝していたチームに「うれしかった。ああいうのがあるから、応援したくなる」と声を弾ませた。依然、リーグ最下位の現状だが「これから。シーズン通して負けることはあるし、その負けが最初に来たと思えば全然、大丈夫と思う。一緒に頑張れればいいなと思います」とエールを送った。

 自身はこの大会でプロ2年目の2018年に11位に入ったが、その後は2019年が棄権、昨年は予選落ちと結果を出せていない。それでもアマチュア時代の2014年には65の好スコアでラウンドした実績もある。大会最終日が「母の日」となるだけに、「去年から(母親が)マネジャー業もやってくれて大変なのを見ているので、私ができるお返しは楽しくゴルフをやることと、結果しかないと思う。やっぱりメジャーは特別なので、この大会で優勝を贈れたら一番いい」と力を込めた。

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