安田祐香「不幸だと思う」不運重なり初優勝ならず…首の筋違え「痛かった」4アンダー7位


18番をボギーでホールアウトした安田祐香。最終日にスコアを落とし通算4アンダーの7位に終わった(カメラ・今西 淳)

18番をボギーでホールアウトした安田祐香。最終日にスコアを落とし通算4アンダーの7位に終わった(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 最終日(8日、茨城・茨城GC西C=6680ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 ツアー初優勝を目指して5アンダーの6打差2位から出た、安田祐香(NEC)は3バーディー、4ボギーの73で回り、通算4アンダーの7位だった。

 1番で幸先良くバーディースタートを決めたが、その後はボギー、バーディーが交互に出て一進一退。最後は18番でボギーをたたき、スコアを1つ落として終わる形となった。「4日間、出だしが全部バーディーだったので、いいスタートを切れたのが、この結果につながっていると思う」と一定の手応えを明かしつつも、「今日が一番パットが入っていない。優勝する選手は運もあるし、パターがちゃんと決まるかなと思う」と自身に足りなかった部分を反省した。

 この日のラウンド前、ウェアを着る際に首の筋を違えていたことを告白。「痛かったので、これも不幸というか不運だと思う」。同じく最終日最終組で回った2週前のフジサンケイレディス(3位)に続き、初タイトルへあと一歩及ばず、無念の表情を見せた。それでも、最後は「悔しい結果になったが、いいゴルフをできていると思うので、この調子で続けていけたら。もっと上を目指して頑張りたい」と前を向いた。

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