【一問一答】メジャー初制覇の美夢有に聞く…「3戦予選落ちが続いてメンタル的にも結構やられていた」


メジャー初優勝を果たし優勝杯(右)とサロンパス杯を手に笑顔を見せる山下美夢有(カメラ・今西 淳)

メジャー初優勝を果たし優勝杯(右)とサロンパス杯を手に笑顔を見せる山下美夢有(カメラ・今西 淳)

◆報知新聞社後援 女子プロゴルフツアー ▽今季メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 最終日(8日、茨城・茨城GC西C=6680ヤード、パー72)

 6打差の首位で出た山下美夢有(加賀電子)が3バーディー、2ボギーの71で回り、通算12アンダーで、ツアー2勝目となるメジャー初制覇。20歳279日で、宮里藍に次ぐ年少2位の4日間メジャーでの完全優勝を達成した。

 ―今の気持ちは。

 「うれしい気持ちでいっぱい。1勝してから、なかなか思うようなゴルフができないことが多かった。本当に苦しかった。3試合予選落ちが続いて、メンタルでも結構やられていたけど、その中でもたくさんの方に支えられて切り替えることができた。メジャーを勝てたんだなと思っている」

 ―今大会を振り返り。

 「4日間、初日からいいプレーができて、自信になった。2日目は落としてしまったけど、3日目に伸ばすことができて、今日は終わってみてアンダーパーで回ることができてよかった」

 ―母の日で優勝をプレゼント。

 「本当に結果で恩返ししたいというのがあった。こういういいプレゼントができてうれしい」

 ―大勢のギャラリーの前でのプレー。

 「(前回の優勝時は無観客で)初めて。今までにない緊張だった。これからそういう場面が出てきた時に、ためになったなと思えたらいい」

 ―同学年の笹生優花が海外メジャー制覇、西郷真央が今季4勝と活躍。

 「(気持ち的に)少し焦りはありました。1勝できたんですけど、なかなか勝てなかった」

 ―次の目標は。

 「複数回優勝を目指して、これからも頑張っていきたい」

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