稲見萌寧、逆転Vならずも手応え「ちょっとずつ体もゴルフも、かみ合ってきた」…通算6アンダー3位


18番でティーショットを放ちティーを拾う稲見萌寧(カメラ・今西 淳)

18番でティーショットを放ちティーを拾う稲見萌寧(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 最終日(8日、茨城・茨城GC西C=6680ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 4アンダーの7打差4位から出た、昨季賞金女王の稲見萌寧(Rakuten)は4バーディー、2ボギーの70で回り、通算6アンダーの3位。今季初優勝はならなかった。

 稲見は前半9ホールを3バーディー、ボギーなしで回り、3つスコアを伸ばして折り返した。しかし、後半最初の10番でボギー。その後もスコアを伸ばしきれず、首位の山下美夢有に逃げ切りを許した。稲見は「結構、差があったので、毎日、アンダーを出すことを目標にして頑張っていこうとやった。とりあえず(最終日を)アンダーで回れて良かった」とうなずいた。

 多忙なオフや腰痛の影響などもあり、今季の開幕前から仕上がりに不安を残していたが、ここ5試合でトップ10が3回目と調子を上げてきた。今季初タイトルこそ、つかめなかったが「ちょっとずつ体もゴルフも、かみ合ってきているとは実感している。だいぶ気持ち的に楽なので、もっと上位に行けるように頑張りたい」と手応えをにじませた。

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