前戦で今季自己最高7位の石川遼は前半イーブンパー 浅地洋佑と桂川有人が首位


1番、セカンドショットを放つ石川遼(カメラ・宮崎亮太)

1番、セカンドショットを放つ石川遼(カメラ・宮崎亮太)

◆男子プロゴルフツアー アジアパシフィックオープンダイヤモンドカップ  第1日(12日、茨城・大洗GC=7163ヤード、パー70)

 前戦の中日クラウンズ(4月28~5月1日)で今季自己最高の7位となり、復調気配の石川遼(カシオ)がハーフターンした。10番からスタートし、前半の9ホールを1バーディー、1ボギーのイーブンパー35で回り、石川がハーフターンした時点で、首位と3打差の22位としている。

 今大会は日本全国の名コースで開催される。今年は9年ぶりに茨城の名門、大洗GCが舞台。石川にとっては2009年の三菱ダイヤモンドカップ以来、13年ぶりの大洗GC。当時、第1日は70で15位とまずまずのスタートを切ったが、第2日には80をたたいた。前日の11日、練習ラウンドを終えた後、石川は「普通の林間コースではない。木の数がすごく多い。今年のツアーを通しても一番難しいコースかもしれません。コースマネジメント、状況判断が問われる」と難コース攻略に向けてのポイントを明かしていた。「プロにとって、やりがいのあるコース」と意欲的に語る石川は初日の後半に向かった。

 8ホールを消化した浅地洋佑(フリー)と7ホールを消化した桂川有人(国際スポーツ振興協会)が共に3アンダーで首位に立っている。前戦の中日クラウンズで優勝した稲森佑貴(国際スポーツ振興協会)は7ホールを消化して2アンダーと連勝に向けて好スタートを切っている。

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