池田勇太が自己最少「59」で単独首位発進 東北福祉大の同期・岩井亮磨が2差2位


1番ティーショットを放つ池田

1番ティーショットを放つ池田

◆日本男子プロゴルフツアー ▽ゴルフパートナー・プロアマ 第1日(19日、茨城・取手国際GC東C=6804ヤード、西C=6544ヤード、ともにパー70)

 日本ツアーで唯一、プロとアマチュアが同組で回るプロアマ形式の大会が開幕した。第1ラウンドが行われ、通算21勝の池田勇太が西コース(C)で11バーディーを量産し、ボギーなしでツアー自己最少スコアを2打更新する59をマークし、11アンダーで単独首位で滑り出した。アウトコースを28で回り、ツアーで9ホールの自己最少記録を1打更新し、昨年のショーン・ノリスと大槻智春がマークした西Cのコース記録も塗り替えた。

 池田の東北福祉大の同期の岩井亮磨が西Cで自己最少スコアを5打更新する61をマーク。初優勝を目指す36歳がブラッド・ケネディ(オーストラリア)と並び、9アンダーで2打差の2位と好発進を切った。

 昨年大会2位の大槻智春が東Cで62と伸ばし、8アンダーで3打差の4位。小木曽喬が西Cを63で回り、7アンダーで4打差の5位。貞方章男と宋永漢(ソン・ヨンハン、韓国)が6アンダーで6位。自身初の2週連続優勝を狙う今平周吾、小田孔明ら12人が5アンダーで8位に並んだ。

 アマチュアは19日と20日はダブルス戦が行われ、この日は元プロ野球・ヤクルトの宮本慎也氏、松山英樹の元専属キャディーの進藤大典氏、モデルの三枝こころさんら242人が出場した。

 ◆大会形式 米ツアーではAT&Tペブルビーチ・プロアマがあるが、日本では昨年大会で初のプロアマ形式を採用。今年も同様に行われ、4日間、原則プロ2、アマ2の4人1組でプレーする。プロは予選ラウンド(R)は東Cと西Cを1Rずつプレーし、決勝Rは東Cでストロークプレーで争う。アマは予選会を勝ち抜いた男女300人が出場。19日、20日は毎ホールのチームベストスコアを反映させるダブルス戦で、21日、22日は2Rの合計スコアで順位を決定するスクラッチ戦で争われる。いずれも2日間のどちらかでプロと同組でプレーする。

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