石川遼、8アンダーで第2日10H終えて暫定単独トップに!昨年9月フジサンケイC以来予選首位通過へ


5番、ティーショットを放つ石川遼(カメラ・豊田 秀一)

5番、ティーショットを放つ石川遼(カメラ・豊田 秀一)

◆男子プロゴルフツアー ミズノオープン 第2日(27日、岡山・JFE瀬戸内海GC=7461ヤード、パー72)

 2差3位で出た石川遼(カシオ)が前半の9ホールを1バーディー、ボギーなしで回り、7アンダーとスコアを1つ伸ばした。折り返し時点で首位につけて、後半に入った。

 この日、最初のバーディーはパー5の6番。グリーン手前ラフからの第3打を、ピン手前数十センチにつける好アプローチにギャラリーから歓声が沸いた。8番(パー3)ではティーショットをグリーン手前バンカーに入れたが、そこからピン手前2・5メートルにつけてパー。9番でもグリーン左ラフから下り斜面に立つ難しいアプローチを数十センチにつけるナイスリカバリーで、パーを拾った。

 石川は前週のゴルフパートナー・プロアマの出場を見送り、トレーニング期間にあてていたため、今大会がツアー2戦ぶりの出場。今大会開幕前日のプロアマ戦を咽頭炎のために欠場したが、復調して臨んだ初日は今季最高となる3位の好位置につけて終えていた。

 後半出だしの10番でバーディーを奪取して、暫定で単独首位に。2019年12月の日本シリーズJTカップ以来の通算18勝目へ向けて、昨年9月のフジサンケイクラシック以来となる予選トップ通過を狙う。

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