フィッツパトリック(英国)がメジャー初優勝、ベストスコア65と猛追の松山英樹は3打差の4位 全米オープン終了


◆米男子プロゴルフツアー メジャー第3戦 全米オープン 最終日(19日、米マサチューセッツ州ザ・カントリークラブ=7254ヤード、パー70)

 世界一タフなセッティングのメジャーが終了した。10年連続10度目出場の昨年4月のマスターズ王者・松山英樹(LEXUS)は、6打差17位で出てパットがさえ渡って5バーディー、ボギーなしでこの日のベストスコア65をマーク。首位と3打差の通算3アンダーの4位で終えた。

 首位タイスタートのマシュー・フィッツパトリック(英国)が5バーディー、3ボギーの68で回り、通算6アンダーで米ツアー初優勝&メジャー初制覇を成し遂げた。同じ会場で行われた13年の全米アマチュア選手権に続き、好相性コースで2つ目のビッグタイトルを手にした。

 4月のマスターズを制した世界ランク1位のスコッティー・シェフラー(米国)、ウィル・ザラトリス(米国)の2人が1打差の2位となった。

 2011年大会覇者のロリー・マキロイ(英国)、メジャー2勝のコリン・モリカワ(米国)が2アンダーの5位に入った。初日首位発進したアダム・ハドウィン(カナダ)、メジャー1勝のキーガン・ブラッドリー(米国)、デニー・マッカーシー(米国)が1アンダーの7位に並んだ。

 2019年大会王者のゲーリー・ウッドランド(米国)はイーブンパーの10位。連覇を狙ったジョン・ラーム(スペイン)は1オーバーの12位だった。昨年の東京五輪金メダルのザンダー・シャウフェレ(米国)は2オーバーの14位。2016年大会覇者のダスティン・ジョンソン(米国)は、4オーバーの24位となった。

 5月の全米プロ選手権を制したジャスティン・トーマス(米国)、2015年大会覇者のジョーダン・スピース(米国)は7オーバーの37位だった。トラビス・ビック(米国)は、アマチュア最上位の8オーバーの43位でローアマチュアを獲得した。

 2017年&2018年大会覇者のブルックス・ケプカ(米国)は12オーバーの55位。2020年大会王者の飛ばし屋ブライソン・デシャンボー(米国)は、13オーバーの56位で終えた。

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