男子プロゴルフツアーで選手会が主催する大会、ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品は23日から4日間、栃木・西那須野CCで開催される。石川遼(カシオ)は22日、プロアマ戦終了後、今年8月からポイント算出が見直される世界ランクについて持論を展開。日本ツアーのポイントが減少される見込みとなっていることについて「残念ながら納得できます」と話した。
2013年~17年に米ツアーを主戦場とした石川は日米ツアーの違いを冷静に分析した。「例えば世界ランク100位をキープするには日本ツアーでプレーしているより、米ツアーでプレーしている方が難しい。日本ツアーのポイントが減る方向になったとしても、それは僕の肌感覚と合っています。日本ツアーには厳しいですが、ポイントは平等であるべきと思います」と理路整然と語った。石川の世界ランクは2009年12月には29位まで上がったが、現在は312位となっている。
昨年の今大会、石川は最終日まで優勝争いを演じて2打差7位。「このコースは好きですし、上位を目指してやっていきたい」と前向きに話した。