渋野日向子「ショットがイマイチなのがずっと続いた」イーブンパーでホールアウト


7番、ティーグラウンドで笑顔を見せる渋野日向子(カメラ・渡辺 了文)

7番、ティーグラウンドで笑顔を見せる渋野日向子(カメラ・渡辺 了文)

◆全米女子プロゴルフ協会公式戦 TOTOジャパンクラシック 第3日(5日、滋賀・瀬田GC北C=6616ヤード、パー72)

 48位から出た渋野日向子(サントリー)は、2バーディー、2ボギーの72で回り、通算イーブンパーとしてホールアウトした。「ただただイライラする一日。ショットがイマイチなのがずっと続いて、なかなかチャンスにつくこともなく、チャンスについたのも外し、いい流れに持っていけないような内容だった。(前日から)何も修正できなかったのが残念です」と悔しさをにじませた。

 インスタートで、11番パー4(406ヤード)の第2打をグリーン右サイドのバンカーに入れてボギーを先行させた。13番パー5(476ヤード)は3打目がスピンと傾斜で戻って、ピン手前約10メートルから2パットのパー。前日まで2日間ボギーとしていた17番パー4(409ヤード)で第2打をピン右手前約3メートルにつけて初バーディーを奪い、リベンジ。引き連れた大ギャラリーを沸かせた。後半も5番でバーディー、8番のショートホールでボギーをたたき、スコアを伸ばせずに終わった。

 ホールアウト後は約20分間、ファンにサインし、練習場へ。「パターが入らないだけならまだ頑張れそうだけど、何よりショットが良くないから。明日に向けて自信を持ってコメントはできないけど、1つ1つ丁寧にできたら。(ショットで)左足下がり(のライ)からハーフシャンクみたいなのを2回しているから、そこの修正と、平らな所からもミスショットしているから、その練習に励みます」と最終日を見据えて話した。

 後ろの組がプレー中で、現状暫定58位につけている。13ホールを終えた上田桃子と15ホールを終えて7つスコアを伸ばしているジェマ・ドライバーグ(英国)が13アンダーで首位に並んでいる。

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