今季限りで日本ツアー引退のイ・ボミは2オーバー44位発進 多くの声援も「緊張しすぎて思い出せない」


18番ティーショットを放つイ・ボミ。初日2オーバー44位と出遅れた(カメラ・今西 淳)

18番ティーショットを放つイ・ボミ。初日2オーバー44位と出遅れた(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー開幕戦 ▽ダイキンオーキッドレディス 第1日(2日、沖縄・琉球GC=6560ヤード、パー72)

 2015、16年賞金女王で今季限りでの日本ツアー引退を発表した韓国のイ・ボミ(延田グループ)は3バーディー、5ボギーの74で2オーバーの44位発進となった。渡辺彩香、高橋彩華(さやか)と同組で大歓声を浴びて1番からスタート。1、2、4番と序盤でボギーが続いたが、7番で初バーディー。後半はイーブンで耐えた。

 イ・ボミは「朝から風が強くて、ボギー、ボギーとどうしようかと思ったけど、うまく調整しながら最後までできた。ギャラリーの方から声をかけてもらったけど、緊張しすぎて思い出せない。(66で首位発進の)彩香と回って素晴らしいプレーを見て、いい一日でした」と振り返った。後半の15番でこの日3つ目のバーディーを奪い「今日一番うれしかった」と笑顔を見せた。

 現状、今季は日本ツアー4戦への出場が決定。所属先が主催する10月のNOBUTA GROUPマスターズGCレディース(兵庫)が、日本での引退試合となる予定だ。ツアー21勝のレジェンドは「好きな大会で、好きな沖縄で4日間プレーしたいので、明日はしっかり予選を通りたい。最後なので予選で落ちたくない」と意気込んだ。

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