国内男子ツアーを主管する日本ゴルフツアー機構(JGTO)は22日、定時社員総会と臨時理事会を都内で開催。一部週刊誌で取りざたされていた、青木功会長と三木正浩・前副会長との“対立”について青木会長と理事2人が取材に応じた。
理事の説明によると、三木氏が以前の理事会で「青木会長には6月までにやめていただく。次の体制は自分がやる」と言い出したという。結局、三木氏は2月末に副会長を辞任。一方、上田昌孝専務理事の辞任については、谷原秀人選手会長が合意書を出さなかったため、動きがないという。
青木会長は「(任期まで)もう1年(会長を)やりますので、よろしくお願いします」とあいさつ。「みんな勘違いして、けんかしてるとかなっているけど、そんなことありませんから」とも話した。もう1人の理事は「対立っぽい雰囲気になることもあるが、建設的に(議論をして)前に進んでいくという感じで。選手もああいうの(報道)をみて心配している人がいる」と説明した。