◆米男子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 マスターズ 第1日(7日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC=7545ヤード、パー72)
【オーガスタ(米ジョージア州)6日=岩原正幸】2年ぶり2度目の大会制覇を目指す松山英樹(LEXUS)は2バーディー、1ボギーの71で回り、1アンダー。首位に6打差の暫定22位でホールアウトした。
1番は3ウッドでフェアウェーセンターへ。第2打はピン右下6Mへ運んだ。バーディーパットはカップ左へ抜け、10年連続12度目のマスターズをパーでスタートした。
2番パー5はピン下8Mに2オンし、2パットのバーディー。5番はピン右下18Mのバーディーパットが2Mショートしたが、沈めてパーとした。
6番パー3は15Mのバーディーパットをしっかりと打ち切り、カップをなめてパー。7番は1M半のチャンスにつけたが、バーディーパットはカップ右へ抜けた。
8番パー5はグリーン右からの24ヤードのアプローチがグリーンに届かず、1パットのパー。9番は153ヤードの第2打をピン下3Mにつけ、沈めてバーディーを奪った。
後半に入っても、持ち前のショットで安定した試合運びを見せた。ところが、グリーン上で苦戦してスコアを伸ばせなかった。今大会からティーグラウンドが35ヤード後ろに下がった13番パー5は、1・2Mのバーディートライをカップ左へと外した。14番パー4も、5Mのバーディーパットがわずかにカップ右へ。15番パー5も、4Mのバーディーパットがカップ右へと外れた。
雨が降り始めた最終18番パー4で、初ボギーを喫した。ティーショットは左のフェアウェーバンカーへ。スタンスで、左足のかかとがバンカーの縁にかかる不安定な状況での第2打は、グリーン手前にショート。3Mの下りのスライスラインのパーパットは、カップ左を抜けた。
世界ランク3位のジョン・ラーム(スペイン)、ビクトル・ホブラン(ノルウェー)が7アンダーの暫定首位に並んでいる。