原英莉花 メジャー3冠へ「平常心で、攻める楽しさを味わいながら」


プロアマ戦スタート前の記念撮影で可憐な表情を見せる原英莉花(カメラ・今西 淳)

プロアマ戦スタート前の記念撮影で可憐な表情を見せる原英莉花(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ戦(3日、茨城GC西C=6780ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 メジャー2勝の原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディンクグス)は、プロアマ戦で最終調整。「難しい。仕上がっている。フェアウェーからのショットでなければ止められない」と、コースの印象について話した。

 2020年に日本女子オープン、ツアー選手権リコーカップで優勝した。今大会はメジャー3冠がかかる。公式戦を戦うマインドについて「気合を入れすぎると逆に空回りして予選落ちしている」と振り返り、「平常心で、攻める楽しさを味わいながらプレーしたときは、すごく良い感じで回れている。この難しいコースをどう攻略するかという一打を大切にプレーしたい」。自分に言い聞かせるように、口にした。

 過去3度の出場で2019年の30位が最高成績の今大会。4日の開幕に向け、攻略のイメージを膨らませていく。「絶対に奥に外さないとか、そういう明確な目標は立ててプレーに入ろうと思っている。まだ戦略を練るところです」と笑顔を見せた。21年11月の大王製紙エリエールレディスオープン以来となる5勝目を、得意のメジャー大会で飾る。

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