コースセッティング担当・茂木宏美さん「世界に行っても、選手がどんどん活躍していけるように」


プロアマ戦に出場しティーショットを放つ小林浩美JLPGA会長(カメラ・今西 淳)

プロアマ戦に出場しティーショットを放つ小林浩美JLPGA会長(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ戦(3日、茨城GC西C=6780ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 大会のコースセッティングを担当する2013年大会覇者の茂木宏美さんは「ラフが密集していて難しくなっている。長さも70ミリの想定が天気の影響で平均90ミリに伸びた」と話した。優勝スコアは「無風なら2けた(アンダー)出る」と予想したが、「ひとたび風が吹けば様変わりする」とも付け加えた。

 総距離も昨年比で100ヤード長くなり、9番、11番にバンカーが新設された。17番パー5も「ティー(グラウンド)を(前後2か所の)ダブルスタンバイで、その日の状況によって変更して、よりアグレッシブな終盤戦に持っていきたい」とした。「世界に行っても、これからどんどん選手が活躍していけるような、難しいセッティングにしていくつもり」と、コースセッティングの狙いを語った。

 日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長は今季初優勝者が4人誕生していることに触れ、「若手、中堅、ベテランがそれぞれ優勝を分け合って、優勝争いも僅差ばかり。醍醐味のある戦いをしている」とツアーの魅力を強調した。

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