18年大会覇者・申ジエがメジャー初のホールインワンなど70で4打差3位へ浮上「皆さんに幸運がありますように」


第3ラウンドの8番パー3で、7アイアンでホールインワンを達成した申ジエ(韓国)(大会提供)

第3ラウンドの8番パー3で、7アイアンでホールインワンを達成した申ジエ(韓国)(大会提供)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第3日(6日、茨城GC西C=6780ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 元世界ランク1位の申ジエ(韓国)が、180ヤードの8番パー3で自身ツアーでは8回目、メジャーでは初となるホールインワンを達成した。

 首位と10打差の18位でスタート。前半6番、7番で連続ボギーをたたいた直後だった。7アイアンで放った打球は、花道でバウンドしてグリーンに乗ると、そのまま引き寄せられるように転がりカップイン。大喝采を浴びて「ファーストバウンドを見たら、これは近くにいくと思って。ただ、入るまでは考えていなかったので、入ってびっくりしました。ギャラリーさんにいいショットを見せられてよかった」と喜んだ。

 韓国では、ホールインワンを見た人に幸運が訪れると言われており、「大勢の方が見ていたので、皆さんに幸運がありますように」と申ジエ。この日は1イーグル、3バーディー、3ボギーの70で回り、通算4オーバーで、首位と4打差の3位に浮上した。

 18年大会では、最終日に4打差を逆転して頂点に立った。3月の開幕戦以来の今季2勝目へ「明日は雨予報なので、1日でコースのコンディションが変わると思います。今日いいプレーができたので、多くのギャラリーさんにたくさん応援してもらったし、明日も今日みたいな自分のプレーをしたいです」と、35歳は静かに闘志を燃やした。

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