地元出身・松山りなが会心のイーグル 飛ばし屋の源は伯父の焼き肉…リゾートトラストレディス第1R


1番、ティーショットを放つ松山りな(カメラ・中島 傑)

1番、ティーショットを放つ松山りな(カメラ・中島 傑)

◆女子プロゴルフツアー リゾートトラストレディス 第1日(25日、静岡・グランディ浜名湖GC、6500ヤード、パー72)

 地元静岡出身でアマチュアの松山りなが、280ヤードの8番パー4でイーグルを決めた。1オンに成功し、2メートル弱のパットを沈めた。「開幕前から狙っていた」といい、左から吹く風も計算に入れて会心のショットを放った。

 緊張もあったが1、2番をパーセーブし「波に乗れた」。師事する芹沢信雄(TSIグルーヴアンドスポーツ)からは「緊張すると思うけど、自分らしいプレーを」と激励を受けた。平均飛距離260ヤードを誇る飛ばし屋。高校生の時から使っているドライバーは「頑張って振っている。ためを作る意識をしている」。飛ばしたい思いは強いが、ただ振るだけではなく、力をコントロールすることも忘れてはいない。

 伯父が県内でチェーン展開する焼き肉屋「京昌園」もパワーの源だ。前日に祖父母が同店の弁当を持ってきてくれたという。好きな焼き肉の部位は「タン塩」と笑った。趣味のカラオケのおはこは、この日会場に駆けつけた母の影響で松田聖子の「天使のウィンク」だ。家族の応援も力に変えている。

 第2Rでは「今日のことは全部忘れて、初日のように頑張りたい」。目標のローアマ(アマチュア最上位)獲得に向け、飛ばし屋有利なコースでさらにスコアを伸ばす。

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