１５番でホールインワンを達成しホールアウト後に笑顔でポーズをとる新垣比菜（カメラ・中島 傑）
◆女子プロゴルフツアー リゾートトラストレディス 第２日（２６日、静岡・グランディ浜名湖ＧＣ、６５００ヤード、パー７２）
首位と４打差の２５位から出た、新垣比菜（ダイキン工業）が１５番（パー３、１５５ヤード）で通算３度目のホールインワンを達成した。７アイアンで風に乗せて打ち、ピン２ヤード手前に落ちたがボールが跳ね「奥にいっちゃうかと思ったが、見えなくなった」。イメージ通りのショットに「うれしかった」と笑顔がこぼれた。
この日は１イーグル、４バーディー、１ボギーの６７で回り、通算７アンダーとし、首位と５打差の６位に浮上。１２番パー３ではチップインバーディーを決め「運がいい一日だった」と振り返った。１週前から疲労で腰を痛め、かばいながらのスイングをしている。そのことが奏功し「アイアンでボールのコンタクトがよくなり、いい感触になった」。飛距離は従来の８割ほどだが、計算に入れながらコースマネジメントを実践している。コンディションは万全ではないが、確かな手応えで５年ぶりの優勝を目指す。