第1日中止の女子ゴルフ・ヨネックス第2日は4時間30分遅れ 大雨でコースコンディション不良


雨で水たまりのできた18番フェアウェー。悪天候で前日は中止となった

雨で水たまりのできた18番フェアウェー。悪天候で前日は中止となった

◆女子プロゴルフツアー リシャール・ミル ヨネックスレディス 第1日(3日、静岡・朝霧ジャンボリーGC=6687ヤード、パー72)

 悪天候のため、2日の競技は中止。第1日に行われる第1ラウンドは午前5時30分に、コースコンディション不良のため、2時間30分遅れでスタートすることが発表された。コース周辺は雨が降り続けており、午前7時45分にスタート時間がさらに2時間遅れ、計4時間30分遅れとなることが発表された。そのため、当初、第1組はアウト(1番)スタートが午前7時30分から午後0時に、イン(10番)スタートが午前7時35分から午後0時5分に変更された。最終組はアウトが午後2時50分に、インが午後2時55分にスタートする。

 前々週のブリヂストンレディス、前週のリゾートトラストレディスを連勝し、3週連続優勝を狙う山下美夢有(加賀電子)は、2年前の大会覇者の笠りつ子(京セラ)、今年のフジサンケイレディスで初優勝した神谷そら(郵船ロジスティクス)と同組で、午後2時10分に1番からスタートする。

 今大会は36ホールの短縮競技となり、第1ラウンド終了後、60位タイまでの選手が決勝ラウンドに進出する。しかし、競技成立のため、セカンドカットが行われる可能性もある。

 前日の暴風雨でコースは大きなダメージを受け、コース周辺は午前8時の段階で雨が降り続けている。天気の回復とコース整備がさらに遅れた場合、36ホールを消化できずに18ホールと同一の9ホールを加えた27ホールの「超短縮決戦」となる可能性もある。1988年のツアー制度施行後、天候を理由に27ホール決戦となった大会は過去に8度。最近では2021年NEC軽井沢72が第2日に中止、最終日に9ホールが行われ、小祝さくら(ニトリ)が優勝した。

 少なくとも27ホールを消化できない場合、競技不成立となる。

 今大会は例年、新潟・ヨネックスCCで行われているが、今年は提携コースの朝霧ジャンボリーGCでの特別開催となった。

最新のカテゴリー記事