連覇目指す山下美夢有は68で3位浮上 ダブルボギー直後に2連続バーディー「長いのが入った」


5番、ティーショットを放つ山下美夢有(カメラ・馬場 秀則)

5番、ティーショットを放つ山下美夢有(カメラ・馬場 秀則)

◆女子プロゴルフツアー 宮里藍サントリーレディス 第2日(9日、兵庫・六甲国際GC=6513ヤード、パー72)

 昨季年間女王で大会連覇を狙う山下美夢有(加賀電子)は4位で出て、6バーディー、1ダブルボギーの68。通算9アンダーで3位に浮上した。首位とは5打差。

 2つ伸ばして迎えた7番パー4で第2打がグリーン右のバンカーにつかまり、脱出に2打を要し、4オン2パットのダブルボギーを喫した。それでも8番で13メートル、9番で7メートルとバーディーパットをねじ込んで巻き返すと、後半もスコアを2つ伸ばした。

 「(7番ダボ後も)気持ちを切り替えられていた。結構長いのが入ってくれた」とプレー中と同様に、冷静に振り返った。ラウンド後は2日間同組で回った渋野日向子、馬場咲希と互いに健闘をたたえ合った。

 予選2日間を9アンダーで終え、「残り2日、自分らしいプレーで頑張りたい」。今季3勝のショットメーカーは、連覇を視界にとらえた。

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