
1番ティーショットを放つ佐藤心結。初日4アンダー8位の好スタートを切った(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー アース・モンダミンカップ 第2日(23日、千葉・カメリアヒルズGC=6650ヤード、パー72)
ツアー初優勝を狙う佐藤心結(みゆ、ニトリ)は8位から出て、5バーディー、3ボギーの70で通算6アンダーでホールアウトした。
1番でボギー発進も、5番から7番までを3連続バーディー。後半に1つ落として迎えた最終18番パー5で、ドライバー、3ウッドと好ショットを放ち、46ヤードからの第3打を1メートルに運びバーディー締めとなった。
「前半からもう少し伸ばしたかった。パー5でのボギーが2つあり、もったいないが、アンダーで上がれたのは大きい」と振り返った。
ブリヂストンの新ドライバー「B1」を先週から投入し、今週からは3ウッドも新たに使用している。「ドライバーは10ヤードくらい飛距離が伸びて、3ウッドも伸びている。球が強いので、風に負けずにアゲンスト(向かい風)でもしっかり飛んでくれて、方向性もいい。(ドライバーで)260ヤードくらいは毎回平均して出ている」と、即投入を決断したクラブを絶賛した。
この日はアース・モンダミン・カラーの緑色のウェア、ソックスを身につけプレー。「ちょっと意識しました」と佐藤。2週後に自身初の海外メジャー、全米女子オープン(ペブルビーチGL)に出場する19歳は決勝ラウンドに向け「明日からも少しでも上を目指して、最終日もいいところにいけたら」と気合を入れた。