西郷真央「上位に行かないと認めてもらえない」 帰国中にジャンボ邸訪問


練習グリーンでパッティング練習をする西郷真央(カメラ・高木恵)

練習グリーンでパッティング練習をする西郷真央(カメラ・高木恵)

 【エビアン(フランス)25日=高木 恵】女子ゴルフのメジャー第4戦、エビアン選手権は27日にエビアン・リゾートGC(6527ヤード、パー71)で開幕する。昨年3位の西郷真央(島津製作所)は9ホールを回り調整。「調子は少しずつ良くなってきている」と現状を語った。

 前日25日に続き、この日も雨が降った。週末には雨予報も出ている。「今週の天気を見ると、昨年ほどスコアを伸ばせる感じじゃないのかなと。フェアウェーも転がりづらいので距離も残りやすかったりする。耐えるところは耐えて、チャンスホールでしっかり伸ばしたい」とイメージを整えた。

 33位だった前戦の全米女子オープン後に一時帰国し、師事する尾崎将司からスイング指導を受けた。久々に訪問したジャンボ邸で、濃密な時間を過ごしたという。「いいアドバイスをいただけた。上位に行かないと認めてもらえないので頑張りたい」と意気込んだ。「日本は暑すぎて、練習以外は外に出なかった」。そう言って苦笑いも、渡英前に食した母の肉じゃがが、パワーの源になっている。

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