◆米女子プロゴルフツアー メジャー第4戦 エビアン選手権 第2日(28日、フランス・エビアンリゾートGC=6527ヤード、パー71)
首位と3打差の6位から出た笹生優花(フリー)が7バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの69で回り、通算6アンダーで予選を終えた。ホールアウト時点で首位と1打差の2位につけている。中継局のWOWOWの取材に応じ「いいスタートではなかったが、そのあとのホールは安定したゴルフができた。それがスコアにつながった」と振り返った。
前日のノーボギーから一転、1番でダブルボギー、2番もボギーと苦しい出だしから巻き返した。4番で3メートルのを沈め、この日最初のバーディー。5番は落とすも、6番でバウンスバックとした。続く7番パー5では第3打をピン左の斜面に落とし、傾斜を利用してピン真横にピタリとつけた。その後もピン3メートル前後につける正確なショットで計7バーディーとした。「風が強い中、いいショットが打てた」と自分でも納得のプレーだった。
この日は第1ラウンドとは逆の風が吹き、スコアを落とす選手も多かった。16番、17番の難コースではそれぞれ1・5メートル、1メートルにつけ、さらにスコアを伸ばした。「狙ったところにボールを打てたし、距離感も良かった」とうなずいた。
初出場の昨年は予選落ち。だが、今年は初日からリーダーボードを上位で駆け抜けている。日本選手初となるメジャー2勝目も視界にとらえている。「いい位置にいるので、アジャストするところはして、明日も頑張りたい」と意気込んだ。