渋野日向子「全然痛むことはなかった。そこは良かった」 3か月ぶりの72ホール 左手大丈夫


◆米女子プロゴルフツアー メジャー第4戦 エビアン選手権 最終日(30日、フランス・エビアンリゾートGC=6527ヤード、パー71)

 【エビアン(フランス)30日=高木恵】日米通じて6戦ぶりの予選突破となった渋野日向子(24)=サントリー=はバーディーなしの4ボギーで76とスコアを落とし、通算5オーバー59位で大会を終えた。16番パー3では3パット、17番ではアプローチを寄せきれず連続ボギーを喫した。「悔いの残るラウンドだった。グリーン上でかなり苦戦してしまったので、すごく残念」と振り返った。

 最終日こそ不満の残る一日となったが、「4日間戦えたっていうことは、すごく大きかった」と前を向いた。今季は左親指付近のけがに悩まされてきた。開幕前に「もう痛みはない」と口にしていたが、3か月ぶりとなった試合での72ホールを終えてみても状態は変わらなかった。「手はもう全然大丈夫。4日間やっていて全然痛むことはなかったので、そこはすごく良かった」と話した。

 次週のスコットランド・オープン(8月3~6日、ダンドナルド・リンクス)を経て、2019年に優勝したメジャー最終戦のAIG全英女子オープン(8月10~13日、ウォルトンヒースGC)へ向かう。「心機一転頑張りたい」。昨年は1打差3位に入っている。思い出の地「英国」でまた一つ、復調への一歩を刻む。

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